まずはエッチング銘板を簡潔にご説明します!
・エッチング銘板は、金属表面を薬液で凹凸加工し、凹部に色を入れて文字やロゴを表現する銘板です。重厚感と屋外耐候性に優れます。
・色数や線の細さには制約があり、細線・グラデーションは苦手。用途と環境(屋内/屋外/海沿い/工場)に合う素材選定が重要です。
・サインシティPROは設計〜製作〜施工まで全国対応。最適な素材・仕様・取付方法までワンストップでご提案させていただきます!
重厚感あるエッチング銘板お任せ下さい!
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エッチング銘板の仕組みと特徴
エッチングは、金属板に感光膜をのせ、不要部を化学的に腐食させて凹凸で情報を表現する工法となります。
凹部へ焼付塗装や色入れを行うため、一般的に最も目にしますフルカラー印刷のインクジェットシートを貼り付けたプレート看板よりも摩耗・退色に強く、屋外適性が高いのが特長です。インクジェットシートのようなフルカラー印刷ではないため、写真などの複雑なデザインは表現ができませんが、文字のみを表現する看板としては見た目としても非常に品位があり、公共施設・学校・病院・企業館名などの恒久的に使用する銘板に向きます。
凹(色入れ)と凸(地色残し)の違い
- 凹タイプ:凹んだ文字・図形に塗料を入れる。視認性が高く案内表示に向く。
- 凸タイプ:背景側を腐食し、文字やロゴを地色で残す。重厚で格式ある見え方。
色表現と制約(細線・グラデーション)
エッチング銘板はベタ色や2〜3色の組み合わせに向きます。
隣接色には境界が必要で、極端に細い線や細かい網点、滑らかなグラデーションは不向きです。筆文字風の極細ラインや複雑な徽章は、線幅や色境界など表現が難しいケースもございますので、事前にご相談くださいませ。
素材選びのキホン(SUS/真鍮/アルミ)
耐久・見た目・メンテ頻度・重量を総合して選びます。特に設置環境(海沿い・化学薬品・粉塵)で最適解が変わります。
屋外/海沿い/工場での使い分け指針
- ステンレス(SUS304/316):屋外の標準はSUS304。海浜部はSUS316がより安心。表面はヘアライン(HL)や鏡面など。
- 真鍮(黄銅):高級感と経年変化(エイジング)が魅力。変色に配慮し、屋内や半屋外での採用が多い。必要に応じてクリア塗装。
- アルミ:軽量で加工しやすく、コスパも良好。表面処理(アルマイト等)で耐久性を確保。
素材 | 見た目 | 耐候・耐食 | 重量 | メンテ | 想定用途 |
---|---|---|---|---|---|
SUS304 | シルバー系(HL/鏡面) | 屋外◎/海沿い○ | 中 | 低 | 施設銘板・学校・工場 |
SUS316 | 同上 | 屋外◎/海沿い◎ | 中 | 低 | 海浜部・化学品周辺 |
真鍮 | 金色系・重厚 | 屋内〜半屋外○(変色配慮) | 重 | 中 | 記念プレート・館名 |
アルミ | 軽快(処理次第) | 屋内〜屋外○ | 軽 | 低 | 大判・高所・コスパ重視 |
※最終判断は現場条件(風雨、沿岸距離、薬品、設置高さ)とメーカー仕様を必ずご確認ください。
加工方式の比較(エッチング vs 印刷・刻印)
加工方式 | 耐久 | 色表現 | 細線 | 屋外適性 | 向くケース |
---|---|---|---|---|---|
エッチング | ◎(凹凸+色入れ) | ○(ベタ色中心) | ○(線幅下限あり) | ◎ | 恒久銘板・重厚感 |
UV印刷 | ○ | ◎(写真/グラデ) | ○ | ○(条件次第) | 多色・写真表現 |
シルク印刷 | ○ | ○(スポット色) | ○ | ○ | 大ロット・屋外耐候 |
レーザー刻印 | ○ | △(単色・焼け) | ◎ | ○ | 小物・微細・工業銘板 |
写真や滑らかなグラデーションを使うならUV印刷などフルカラー印刷が可能なインクジェットシートを使用したプレート看板が最適です^^
ただ、文字のみを掲げたい場合で、かつ恒久性と質感重視ならエッチング銘板は非常に重厚感・存在感もございますのでおすすめです!
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取付と施工の基本(壁面・フェンス・石材など)
下地確認/固定金具/化粧ビス・ボルト立て
- 下地(コンクリート・ALC・金属・石材)によりアンカー種類・ビス径が変わります。
- 見た目重視は化粧ビス、重量物や風荷重対策はボルト立て+アンカーを検討。
- 石材は下穴加工・芯出しに注意。高所は足場・高所作業車の可否を事前確認。
法令・許可の確認先(屋外広告物など)
恒久的な屋外設置は、自治体の屋外広告物条例や管理者承認が必要な場合があります。要件は地域差が大きいため、最新は自治体窓口・公式要項を必ずご確認ください。
(こちらも含めてぜひ弊社へお気軽にご相談くださいませ!)
よくある失敗とチェックリスト
- □ 線幅不足/色境界不足:極細線や隣接色は基準確認を。
- □ 海沿いでSUS304選定:海浜部はSUS316や定期洗浄を検討。
- □ 下地未確認:アンカー不可や配管ヒットのリスク。事前調査が安全。
- □ 入稿不備:ロゴはアウトライン化、色数・線幅を明示。
- □ 許認可の見落とし:条例・管理者承認の要否を先に確認。
事例と概算の考え方/無料相談の流れ
事例:凹タイプの館名銘板(SUS/HL仕上げ)、真鍮の記念プレート など。
概算の考え方:サイズ・素材厚・色数・仕上げ(HL/鏡面/梨地)・穴数・現場条件(高所・搬入)で大きく変動します。用途と設置環境を伺い、最適仕様でお見積りします。
ご相談フロー:①サイズ・設置場所・写真(可能なら)②ロゴ/文字データ③希望の質感(SUS/真鍮/アルミ)④希望納期 → 最短で図面+見積をご返答。
今回の記事作成で情報としたもの
- ステンレスの海浜部での選定・腐食対策(業界資料等)
- JIS(例:アルマイト皮膜関連)
- 屋外広告物条例(自治体公式・要項)
- 主要メーカーの加工基準・最小線幅の目安
※規格・条例は改訂されるため、最新情報は必ず公式原典でご確認ください。
FAQ
- Q. エッチング銘板は屋外でどれくらい持ちますか?
- A. 仕様・環境により差があります。凹部の色入れ+金属地の構成で摩耗に強い一方、海沿い・薬品・粉塵など厳しい環境では鋼種選定と定期洗浄が重要です。最新はメーカー仕様と現場条件でご確認ください。
- Q. グラデーションや写真表現は可能ですか?
- A. 基本はベタ色中心で、隣接色には境界が必要です。写真・グラデーションはUV印刷など別工法をご検討ください。
- Q. 真鍮のエッチングを屋外に設置できますか?
- A. 可能ですが、変色(エイジング)を前提とした運用になります。クリア塗装や設置場所の配慮、メンテ計画を併用してください。
- Q. 自社で取付できますか?
- A. 小型・低所なら可能な場合もありますが、下地・アンカー選定・水平出しなど専門ノウハウが必要です。高所は安全のため施工をご依頼ください。
- Q. 図面や入稿データがなくても依頼できますか?
- A. 文字内容・設置写真・希望サイズがあれば、当社でレイアウトからご提案可能です(ロゴはAI/SVG推奨)。
- Q. 許可や申請は必要ですか?
- A. 恒久的な屋外設置は自治体の屋外広告物条例等の対象になる場合があります。事前にご相談ください。
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